240202 芸術人類学を読む会

★ご予約は店頭、ご予約フォームInstagram DMにて承ります。

【芸術人類学を読む会】

2024年2月2日(金)
19:00-20:30頃
場所:まわれ虎2階
参加費:500円(飲み物付き)
定員: 5名くらい
持ち物: 中沢新一『芸術人類学』
★参加希望の方は、DM、メール(mawaretora(at)gmail.com)、店頭のいずれかにてご連絡ください。

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中沢新一『芸術人類学』を読む会を開きます。
ある人が送ってくれた本の中にあった一冊。これはちょうど読む時かもしれない、と読む会の候補に上がってきました。

同じく読む機が来た、と思う人が他にもいたら、ぜひご参加ください。
お店には新本が入荷しています。

来年の2月に到る時間はまだありますので、年末年始や、冬籠りの傍らに読んでみるのもよいかもしれません。
ご参加お待ちしています。

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「〈芸術人類学〉の企ての基礎をなしているのは、私が数年前から展開してきた〈対称性人類学〉という、ヒトの心の働きを探求するための新しい方法である。心の働きのおおもとの部分に、論理的矛盾を飲み込みながら全体的な作動をおこなう〈対称性〉と呼ばれる知性の働きを据えることによって、宗教から経済、科学から芸術にいたるまでの広大な領域でおこっている心の活動を、一貫した視点から再編成しなおしてみることを、この新しいサイエンスはめざしている。しかも私たちのめざしているのは実践的なサイエンスの構築である」(「はじめに」より)

『カイエ・ソバージュ』全五巻や『アースダイバー』で到達した「対称性の知性」をさらに発展させ、レヴィ=ストロースの構造人類学とジョルジュ・バタイユの非知の思想を横断的につないでゆく未曾有の試み。先史時代に花開いた洞窟壁画から縄文土器に表現された造形的思考へ、さらには山の宗教で顕わにされた自然智から西田幾多郎・田邊元が大成したヤポネシアの哲学まで。華厳経とマトリックス的思考、数学と精神分析、友愛と自由に満ちた歴史学の構想など、来るべき野生のサイエンスの全体像が提示される。(出版元HPより)

芸術人類学 | 中沢新一
みすず書房、2006年
2800円(税抜)
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