【石牟礼道子『食べごしらえ おままごと』を読む会】
11月29日(金)
19時〜20時半ごろ
参加費: 1ドリンクオーダー
定員: 6名くらい
それぞれご一読の上、ご自身の本をお持ちください。
★参加希望の方は、店頭、DM、予約フォーム(メール)のいずれかでご連絡ください。
_______
石牟礼道子『食べごしらえ おままごと』を読みます。
幼い頃からの食の記憶を鮮やかにつづる、とてもみずみずしいエッセイです。
大地と結びついた人たちの暮らしと生き様、そこに生まれる食べごしらえ。
この本をきっかけに、
食について思うこと、食べることの周辺にある生活の営み、風景、記憶についてお話しましょう。
新本も店頭に並びました。ご参加お待ちしております!
_______
美食を言いたてるものではないと思う。
考えてみると、人間ほどの悪食はいない。
食生活にかぎらず、文化というものは、
野蛮さの仮面にすぎないことも多くある。
・・中略・・
食べることには憂愁が伴う。
猫が青草を噛んで、もどすときのように。
(本文扉より引用)
石牟礼道子
1927年熊本県天草に生まれ、水俣で育った小説家、詩人。
代表作に、水俣病問題が社会的に注目される契機になったと言われる『苦海浄土』がある。
_______
食べごしらえ おままごと|石牟礼道子
中央公論新社、2012年(文庫版)
680円(+税)
#まわれ虎よむ会